2011年2月20日日曜日

色々~

今回、旅行の目的はbussetoで行われるヴェルディコンクールに参加することだったのですが、
あえなく敗退。

でも、参加して良かったです。
いい加減、参加することに意義があるという年でもないのでもう少しがんばれよと自分に思うところありますが、日本でしかコンクール経験がなかったので色々な人とがいることがわかったし、こちらのテアトロで歌えるというのも面白かった。
それにホセ・カレーラスの前で歌えるなんてまず日本では出来ない。

来年も受けたい。
というかあるなら受けよう。

財政難で二年なかったということなので来年もあるかは不明。

それにしてもかなり刺激を受けました。

ところでブッセートってかなりめんどくさい場所にあって、電車が一時間に一本(ない時間帯もある)

ヴェルディの故郷ナわけですが、むー。ホテルもあまりなく、ひとつあるホテルは激高!

でもかの有名な歌手のホテルらしく、気にはなったけど・・・

しょうがないから隣の駅、Fidenzaに宿をとりました。
隣の駅だけど帰りも夜10時が終電なので逃すとやばしです。

さて、イタリアのコンクール思ったよりも、ぐたぐたな感じでした。

あわせは勝手にやってね~的な(アナウンスは全くなかった気がする)ところから
順番今から決めるけどどこまでの人が今日かわからないからとりあえず待っててね~
という感じで現地についてから8時間(それより遅い人もいたのでちょっとラッキーだった)
立ったり座ったりみんな思い思いに待っていました。
この写真は声を出した部屋。
 でも、日本のコンクールみたいな学部受験的な変な雰囲気があるわけでもなしに
適度にいらいらしつつもいやな気持ちにはならなかったのはこの国の力ですかしら。

私の前で丁度休憩が入ったのでそこで舞台でふらふらしてみたり、ピアノを弾いてくださるマエストロとしゃべってみたり、通りがかりのマエストロ・カレーラスに握手を求めてみたり(行きと帰りと両方握手していただいちゃった!)激励してもらったり(笑)

なんだか楽しかった。

それに歌い始めるまでにかなりまったので歌うのが本当に嬉しくて、こんなコンクールないな。

参加者は韓国人がかなり多かったけど、その他にもイタリアをはじめ色々な国の人がいて(大抵がイタリアに留学中)みんな同郷以外の相手とはイタリア語で話すという不思議な世界でした



これがヴェルディ劇場の正面。ヴェルディの銅像が左下に見えますかしら?

そう、劇場はものすごく小さくて、無駄な大きい声って本当にいらないんだなぁという感想も持ちました。
私の声は無駄に大きいので・・・。無駄ではなくこの声を使えるようになるのがやはり一番の課題

そして、おまけの写真。
同級生と先輩、後輩。
受けた人と受けなかった人といますが、みんなイタリアでがんばっててこの方たちと会えたのもかなり刺激になりました。


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