2014年12月28日日曜日

あら、12月・・・

12月ももう終わりになろうとしていますね!

なんと、気が付けば9月から更新していませんでした。

音楽院も終わりの終わりに差し掛かり、論文を書かなければならないという重圧と

戦って負けている毎日です(負けてる・・・うん)


クリスマスイヴから例年通りアレッツォに来て家族団らんに入れてもらい、

そして、ローマの親戚のお宅へ一緒に連れて行ってもらいやんややんやと一泊し

今日からまたPCと本とにらめっこしながら論文の重圧にしっかり負けてます♪






今回は勉強道具をたくさん持ってきたため、カメラはお友達にお古で頂いたデジカメで。


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2014年9月20日土曜日

Napoli

ナポリを見て死ねというので

ナポリに行ってきましたよ。

歌っている歌曲にも出てくるし、コシファントゥッテの舞台だし、いつかはと思いながら

イタリアに来て二年目にして行ってきました。

ナポリには友人がいるので初めてでもなんだか心強く。

そして、ドイツからも一人友人が一緒に参加してくれたので何も怖くない!



自分に言い聞かせ(実際ナポリに行く前にイタリア人たちにヴェネツィアと違って本当に危険だから気をつけるように子供に言い聞かせるように念を押されていたのでびびっていました)


三泊四日のナポリノープラン旅に行ってきました。

なぜ、こんなにもノープランだったのか、一緒に行った友人とともに、ナポリ・・・青の洞窟?ポンペイ?
くらいの知識だったからです。

ナポリの空港で友人と落ち合い、バスで市内にでてすぐに駅前のなんとなく危険な香りに衝撃を受けつつ、なぜかとった宿は危険と言われるスペイン地区(笑)

ホテルについてそのままホテルのレセプションで紹介されたすぐ裏手にあるNannellaと呼ばれる地元で有名なレストランでナポリ人の声の大きさと食べ物の安さ、モッツァレラチーズの美味しさにびっくりしつつ満足し(満足したので最終夜も行きました)




次の日はなんとなくポンペイか青の洞窟行こうねと約束して就寝

翌日はとても晴れていたので青の洞窟にトライ!

フェリーでカプリ島まで行ってそこからなんとなく青の洞窟域の船に乗って行ったら激混みで、船の上で一時間半、具合が悪いっていうモンじゃないくらい具合が悪くなりながら青の洞窟見学しました。

一生に一度見てみたいと思ったので、目的を達成できて満足。




誰に誘われても絶対にもう行きません。綺麗だったけど、もういい・・・。船酔い嫌い。


そして、三日目

ポンペイに行ってきました。






ポンペイは本当に一つの街が綺麗に残っているところで、
暑い中歩き疲れたのですが、なんか、色々妄想できて好きでした。

私たちはお昼どきに行ったので割とすいていたのですが、帰り際、3時近くにはかなりの激混み

あんな中見ていたら好きだったなとは言えないかも


そして、ナポリの地下鉄はとても綺麗でした。

その後ナポリ在住のゆきちゃんと合流し、ナポリの旧市街スカッパナポリを案内してもらいつつ、揚げピザを頬張り、ナポリ名物ババを堪能
本場のババは美味しい!!










続く四日目帰りの飛行機が朝早かった友人は一足先にドイツに旅立ち、私は空いている時間を
ナポリ在住の美女に案内してもらいました。

劇場、パノラマ、ジェラート、ピザ、コーヒー、海辺への散歩!どれもこれもとても素敵でした。










新しい友人もできてなんだかとても楽しかったし、在伊歴の長い友人と話して色々考えました。

いい旅だった。

たまにはヴェネツィアを置いて旅に出ることが必要ですね。

それにしてももともとはれぼったい顔をしているけど、最終日は睡眠不足でものすごくはれぼったい・・・。


また機会を見つけて行きたい街ナポリでした。






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2014年9月9日火曜日

十五夜

秋ですね
月がきれいで団子もあって、ススキがないのが残念ですが、変わりゆく季節をきちんと感じでいます。

美味しい物がたくさんで困りますね。

2014年8月26日火曜日

puglia

フランスの旅を書く前に忘れないうちに(フランス・・・忘れそう・・・)
今私はLECCEからBARIに向かう電車に乗っています。

そうです、サレントの旅をして来たのです。
バーリからモノーポリ、アルベロベッロ、レッチェ、ガリーポリと友人たちと海水浴をし、美味しいものを食べ、語らいとても有意義な数日過ごしました。

それにしても同じくにだけれども本当に習慣が違うのですね。。。。

夜中にできたてクロワッサンをBARで頬張る・・・

ヴェネツィアでは観ない光景です。

あぁ・・・綺麗な海で泳いだ毎日....

これで夏は終わり

ヴェネツィアは噂によるともう秋だそうです。

2014年8月16日土曜日

お肉

そういえばマルティナフランカのお肉屋さんにはオーブンがついていて、注文したものをグリルしてくれます。(生のまま持って帰ることももちろん可能)
時間を予めいっておくか、言われた時間に取りに行くかですけれども。
とってもいいシステムだなぁと思いました。
だってお肉屋さんはいい焼き具合を知っているものね

2014年8月15日金曜日

蛇女 La donna selpente ~ Festival della valle d'italia~

もう一か月も前の話になりますが、

プーリア州でのマルティーナ・フランカという小さな街で行われた国際的な音楽フェスティバルFestival della Valle d'Italia に行ってきました。

北イタリアから南イタリアに行くには重い腰をよっこらしょっとするのが大変ですが

今回は、ピアノの麻子ちゃんが博士課程で研究していたCasellaのオペラということで最初から興味津々!

まったく見たことがないし、調べても日本語での説明がないこのオペラ!

勉強するにも音源も楽譜も手元にないまま!

とりあえず、Youtubeで上がっていた音源を聴いて耳をカゼッラに慣らしてから・・・


と、数回聞いていったのですが

まぁ、付け焼刃的なことをしてもまったくわからないものはわからないのですよ


現地で、運良く、ゲネプロの一歩手前の稽古から見させて頂くことができたのですが

一回目はまるっきり意味不明・・・

しかも寒い寒い。

南といえどもすこし標高の上がった小高い山のようなところにある街、

夜になると冷えるのです。

風がひゅーひゅーひゅーひゅー

歌手の衣装もなびくなびく

きっとこの状況で歌うの辛いだろうなぁと思いながらも、自分も寒いし・・・

マルティナフランカの街・・・北イタリアの街とは石畳の使っている石がまず違う気がする。基本白い。滑る。
ブルブル震えながら見ました。

二回目はゲネプロ
衣装もつけて本番さながらの稽古です。
お客さんも、地元の人達、若者がたくさん来ていました。

若者にオペラを知ってもらうために、ゲネプロはチケットを配るんだそうです。

こういう試みは本当に新しいお客さん層拡大のために大切ですね。
でも、ちょっとうるさかったけど。ずーっと写真とってる音とか、立ったり座ったり。落ち着きがね・・・。


このフェスティバルに出ている出演者はオーケストラの人も含めてみんな稽古期間からアパートの部屋をあてがわれているそうです。
なので、暇な時間(日中ほとんど?)は関係者がbarで集って喋ったり食べたりゆったりと過ごしていました。

オペラを見に来るお客さんだけでなく、関係者全体がお金を落としていくし、街にとってもとてもいいフェスティバルですね。

Theまちおこし!



さて、このヘビ女のですが、話はそんなに込み入ったものではないのですが、
なんだかやたら長く感じるところがあってそれはなんだろうかと思ったら
一幕、二幕、三幕ともにオーケストラのみの楽曲がしっかり(歌以上に)入ることです。
私が歌目線だからなのでしょうか・・・。

とりあえず、その場面はバレエでしっかりと楽しませてくれたのですが。

あ、まだあるんだ・・・

感は否めませんでした。

ハーペー・ゲーペー・本番と見ていると最終的には色々と見るべきところができたので楽しめたのですが、一回だけだったら私にはきつかったかも。


それにしてもこのカゼッラ作品最後のちゃんちゃん!感はモーツァルトに負けない。
しかも演出と音楽が相まって若干ミュージカルのようになっていました。
好みは分かれると思うけどとっても可愛らしかったので私は好きです。

歌い手に関しては色々思いましたが、とにかくソプラノのZUZANA MARKOVÁ
の美しかったですね。
とっても合ってる役だったんだわきっと。



よく思うことだけれども、イタリアって日本以上にお金がなくて財政難だし、地方も大変だと思うけど、絶対に地方でやっている小さな規模のコンサートからコンクール、大きな規模のフェスティヴァルまで地方自治体が何かしらの援助をしているイメージがあるのだけれども。
なぜ日本はできないんだろうね。
それはオペラにかかわらず、いろんなことに対してだけど。興味が全くないというか、目を向けないよね。
もっともっといろんなことに関わりあっていけばいいのに。と思う今日このごろです。



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2014年8月12日火曜日

Sushi-shop

イタリアで食べるお寿司は美味しいよと言われいっても大抵美味しくない。

自分で握った寿司が一番おいしかったという虚しさ・・・


そして、今回フランス最後のランチ

一人でフラフラとナントの街でかの有名な(中学の時フランスの授業で習ったから)ステーキポテト添えでも食べるか、サラダでも食べるかははは~ん

と歩いていると

目に入った

ランチボックス写真の寿司・・・

この店、レンヌでも見かけたし、ナントのほかの通りでもあった気がするわ・・・。

ちょっとスタイリッシュだし見てみようかしらと


入ってメニューを見てみると

あら、あら、

ジュエルロブション様ではないですか!


ロブションプロデュースの寿司・・・

きっと大丈夫!


ランチボックスはマグロとサーモンの握りと巻き寿司、キャベツ、枝豆。

ほかのメニューを見てみると、丼メニューも!

さほど値段も変わらずチラシが美味しそう!

ということで、チラシ寿司を注文しました。




サーモン、マグロ、ネギ、コリアンダーがレモン醤油にマリネしてあり酢飯に載っていました(たぶんw)

はぁーとっても美味しい!
ランチボックスでは追加料金で味噌汁が付くのですが、丼ものは追加料金なしで(なぜか)ご飯かお味噌汁が選べます
もちろんワカメ沢山のお味噌汁を選んで幸せいっぱいのランチとなりました。

大大大大満足。Sushi-shop

こういうの、イタリアではまだであってない。
というか、イタリアよ!頑張れ!


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2014年8月8日金曜日

暑中お見舞い申し上げます。

あっというまに、八月ですね。
もう少ししたら残暑お見舞い・・・と書かなくてはいけないくらいですかしら。


この夏は試験が終わってから(全部無事に通過)マルティナフランカという南イタリアの小さな町に
フェスティバルを見に行き、前後その近辺を少し観光その後、七月末からはフランスに行ってきました。

家族のイヴェントがあったのですが、私の大事な姪や甥たちと楽しい時間が過ごせました。

今回初対面のモリノー家末弟なおき君との時間も本当に楽しかったですが、私の大切な真愛里や瑠衣と遊べたので大大満足です。

昨日帰ってきたばかりなのでちょっとまだ写真の整理がついていません。

旅行日記はゆっくりときっとまた時間があるときに・・・多分・・・書きます。




では






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2014年6月23日月曜日

とりあえず

ただいま試験期間真っ最中、そしてそんな中滞在許可書の更新手続き・・・・

二重苦!!!!

なんてストレスでしょう!!!!


試験はあと三つ!


最後の試験が一番難関なので、今からあたふた。


イタリアの試験は基本的に論述方式。


実技はどうにでもなるとして、座学のものに対しての論述は本当に困ってしまいますね。


まぁ、困ってしまう時と、おまけしてもらえる時とあるので何とも言えないけど、


今は困っています。


一週間がんばって勉強勉強!!!!







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2014年6月14日土曜日

il gioco del vento e della luna

あれよあれよというまに六月です。

皆様お元気でいらっしゃいますか?

先日、新作オペラに出演しました。

中国を舞台にした一時間半弱の一幕、3場のオペラで

その名も

Il gioco del vento e della luna

という中国春画がキーワードのオペラです。

音楽も演出もとても素晴らしく、私のアリアも作曲の先生が歌を聴いてから書いてくださったので

私らしさを出せるとても素敵なアリアとなりました。

私の役は主役の絶世の美女であるノビレプロフーモのお母さん役でその名もルケッティディフェッロ。

娘役は仲良しのフェルナンダ、本当に美しくて、終盤ネグリジェで踊ってる様はオケのピアニストが稽古で見とれて弾くのを忘れるほど(笑)


三日間の公演はあっという間に終わり、いまグッタリです。




来週から私は試験の日々が始まります。

今から気が重い。

終わって早く夏休みを満喫したい!!!!!



では!!!!


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2014年3月5日水曜日

Ultimo Giorno di Carnevale

あらあら、あっという間に三月になっていました

しかも、今日はカルニヴァーレ最終日!!!


今回のカルニヴァーレ、友人たちと連れ立って何回か出歩いたのですが


やはり、この時期のヴェネツィアは華やかです。











明日からは普通に学校が始まります(先週から人が多くて大変という理由で休講の授業が多かったので。。。)

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