2013年2月25日月曜日

そういえば、いちご

そう、市場でいちごを買いましたって話ですが

いちごこんな感じで売られています。




おっきくて真っ赤です。



このブログのテキスト・写真の無断転載・転用はご遠慮ください。

春ね・・・

太陽があるととりあえず暖かいヴェネツィアです。


その代り、雲が出ると一気に寒くなります。


私は、イタリアでの生活を楽しんでいますが、やはり春は日本が好きです。

東京のビル街にある桜の花の美しさはやはり

私にとっては故郷の景色なのでしょうか。



先日市場で桜の花を見かけました。(さくらだと思うのですけれど・・・)



今度買ってきて活けようかな。

春はもうそこにいますね




このブログのテキスト・写真の無断転載・転用はご遠慮ください。

2013年2月22日金曜日

観光の街

今週になって一気に日本の大学生らしき観光客が増えました。

そうか、春休みか。

私も大学二年生の春休みに初めてイタリアに来ました。


一月のテストが終わって二月に入ってすぐに

アレッツォでホームステイをしている間に

ヴェネツィアは友人と一緒に訪れ一泊してまわりました。


ヴェネツィア、あの時みたヴェネツィアの街と今見ているヴェネツィアではだいぶ

違って見えます。

何が違って見えるんだろう。


その後も数年前にヴェローナに滞在中にヴェネツィアには語学学校のアクティビティで来ているのですが

その時見たヴェネツィアとも違う。

見た景色はきっと同じなのに、こうも印象が変わるものなのだと思うと不思議です。

昨日、観光で来ている日本人の方々と数時間一緒にいたのですが、

きっと彼らが見たヴェネツィアと

私が見ていたヴェネツィアもきっと違うんだろうな。

そんなことを思いました。





このブログのテキスト・写真の無断転載・転用はご遠慮ください。

いちご

いちごの季節ですね。

ということで

いちごジュースを飲んでみたり、ケーキを焼いて付け合せにしてみたり・・・

いちごを楽しんでいます。

いちごは、日本で食べるもののようにものすごく全部あまーいっていうものではないけれど

とってもおいしいです。

特にヨーグルトと牛乳とほんのちょっとはちみつをいれてミキサーにかけて飲むのがお気に入り。


春だな




このブログのテキスト・写真の無断転載・転用はご遠慮ください。

2013年2月21日木曜日

Puccini

今シーズンのラ・ボエームを結局三回観ました。
最初の二回はプリモキャスト、最終日の今日はセカンドキャストでした。

歌い手が違うと同じ演出でも少しずつ解釈が変わって色合いが違ってくるものですね。

色々と考えながらの観劇でした。

s

2013年2月17日日曜日

ヨーロッパの冬

歌を始めると、みんな絶対先生に言われる事の一つに

ヨーロッパの冬はね、雲がどんよりとかかってて太陽がなくて暗い気分になるんだよ。だから冬の音楽は暗いし春の音楽には希望が満ち溢れているんだよ。




私も何回かヨーロッパを冬季に訪れてその通りだなと思っておりましたが、ここヴェネツィアは例外のようです。

空は日本の冬の空に近く、澄み切っています。
太陽の力はやはりそれなりに弱まっているけれど、朝になると太陽が顔を東の海(というか運河?)から顔を出し夕方に西に去って行けば、夜にはお月様と星がキラキラと光り輝いている。

そんな日が多かったです。


そして、まだまだ寒いけれど、確実に春は近づいてきています。

八百屋さんには真っ赤なで大きなイチゴが並び柑橘類ミニ系はそろそろ終わりの雰囲気を醸し出して

そして、何よりも昼間の太陽が若干元気を取り戻してきています。

運河で乱反射する強い陽射しにはサングラス必須です。


はー
でも、もっと暖かくならないかなー。

やはり春は待ち遠しいものですね。

鮪漬け丼 Tonno fresca con riso

先日友人が遊びに来た時に

食べたいね。

と話していた


鮪漬け丼

残念なことに友人とは、市場にいく時間が取られず時一緒に食べられなかったのです

私も今日まで我慢していましたが

市場に野菜を買いに行ったついでに買ってしまいましたよ。

だって、キラキラと美味しそうだったのだもの。


今日はご飯も酢飯にしてお味噌汁といただきました。

イタリアでもマグロはマグロです。

とっても美味しい赤身で漬けにしたらトロトロでした。

お寿司屋さんに行かなくてもマグロを買えば済むというヴェネツィアはいい街だ。


ということで、美味しゅうございました。

あははは

ちなみに買い物の帰りに会ったイタリア人の友人に生のマグロ買ったと言ったら

一人は

「おえーっ」

一人は

「えっ!?そしたら寿司作れるの?作って!」

と両極端の反応をされました


うふふ

寿司は握れないよ

手鞠寿司か手巻き寿司だな。

2013年2月16日土曜日

La Bohéme

今夜はFenice劇場でボエームを観てきました。
このオペラは私が観たオペラの演目で一番多く観ています。

今日はギリギリに劇場に滑り込み余っている席は二席しかないくらいの満席でしたが、あてがわれた席はオケ横のボックス席

何とまぁ、舞台の近い事!!

近ければいいってものでもないのですが、観えないより、聞こえないよりいい。
ということでかじりついて見てきました。

演出が特徴的でしたが、私は結構好みでした。
最後はもう号泣です。

いいものにふれられてよかった。

幸せなままおやなさい

2013年2月14日木曜日

ikura

そういえば!!!
近くの飲み屋さんの1euroチッケッティにいくらがのってた。
幸せでした♪

雪が降ってヴェネツィア


月曜日になんと大雪が降ったヴェネツィア

びっくりびっくりでした。

レッスン中も降っていて

帰り道も近くのスーパーへの買い物も雪の中を歩きつるつるでした。

アカデミア橋も雪かきと塩撒きと忙しそう

そして家、夜ものすごい波の音だなと雨戸をあけてみるとあら大変

ものすごい高さのアックアアルタが家の前に来ていました。

まぁ、そのおかげで家の前の降り積もった雪はすべてきれいに流され

翌朝には歩きやすい道になっていたのでよかったのですが。


次の日はアックアアルタが来たところ以外は雪でべちょべちょなので

長靴で行動です。

ゴンドラにも雪が積もってる!






さて、火曜日は私は学校がお休みの日

ずっと気になっていた海洋史博物館に行ってきました。



スキアヴィーニ海岸にあるこの博物館は途中観光客でごった返しているサンマルコ広場を通らなくてはならず、また午前中しか開いていないためちょっとなぁという感じでいつも途中で行くのをあきらめていました。

1.55Euroの激安の入場料ですが、なんとまぁ、ものすごい充実の展示品の数々です。

私は木製の船の模型をみてなんとなく空想してへーという感じくらいで楽しめるのですが、きっと
船や軍艦好きの男性陣にはたまらない空間だと思いますのでどうぞお試しあれ。。。


そう、海洋史ということもあって、屋形船や問屋さんの法被も飾られていましたよ。


私的にはいろんなライオンの顔がツボでした。




このブログのテキスト・写真の無断転載・転用はご遠慮ください。

トリエステへの旅

先週末日帰りでトリエステに行ってきました。

トリエステはヴェネツィアから二時間ほど電車に揺られて着いた街は

カルニヴァーレで盛り上がっているヴェネツィアとは対照的に静かな海辺の街でしたが

電車から見える広く広がる海に感動しっぱなしでした。


大きい駅舎のtrieste centrale に降り立ち

街のインフォメーションに向けて歩き始めました。

インフォメーションはチェントロと呼ばれる街の中心部にありますが、途中海辺を歩くことができます。

ヴェネツィアでは運河しかみていないので久しぶりの広い海が目の前に広がり
感動です。

天気もとてもよかったので水面がキラキラでもう、何を写真に残したらいいのかわからない






そして、イタリア全土カーニヴァルで盛り上がっている日だったので、街の中心広場でも仮装をした人々が集まっていました。

ヴェネツィアとは違って子供が中心の仮装です。

それが本当にまたかわいくてかわいくて



その後、インフォで地図をもらってランチをした後はメインイベント

トリエステの一番上に立つサンジュスト城を目指してものすごい急な坂道を散歩です


ここで思い出すのが、須賀敦子のトリエステの坂道というエッセイ集です。

思い出すといっても、まったく内容を思い出せなかったのですがw

とにかく、読んだよな・・・と思いながら歩いていました。



そして、やっと着いたお城ではものすごい眺望が待っていましたが、これはわかっていただけるかしら・・・。



私は、名所観光という事はあまり好きではなく、ふらふらと歩いて写真を撮って街に馴染みたいタイプなのでゆっくりと散歩してここからの眺めをゆっくり楽しめて幸せでした。

その後お城にある武器博物館?をみたのですが、なんというか、鎧や、剣、銃、昔の人々が会議したであろう長いテーブルを前にしてちょっと怖かったです(見学者がちょうど私たちだけだったのもあったし)

そして、隣にある大聖堂へ

とても素敵な大聖堂でしたが、私を含めて観光客が沢山いたのでなんとなくせわしなかったです。




その後ふらふらと坂を下りていくとかわいい子に出会いました。



この猫はとても気品があって堂々としているのですが、なんせ私たちの間には柵があるので

手を出されないことを十分に知っているのですねこの方(笑)








坂を下りるとローマ遺跡も




さて、トリエステってコーヒーのIllyの本社があるんですって。

コーヒー飲んで帰りたいと思ったのですが、illyのカフェは日曜日でお休み!
残念でした。







遅くなる前に帰宅しなければならなかったのでトリエステの散歩を終え電車に乗ると


丁度夕日のきれいな時間!





とても素敵な旅でした


ヴェネツィアに着くともの駅はカルネヴァーレを終えて帰る人でごった返していました。

なんてこった。



このブログのテキスト・写真の無断転載・転用はご遠慮ください。

CARNEVALEのヴェネツィア

昨日、カルネヴァーレが終わりました。

あっという間の一週間

街の中は衣装を着け、お化粧をして仮面をした人々があちこちで観光客に写真をせがまれていました。

衣装を着ける人も観光客ならば、写真を撮る人も観光客

不思議な空間ですね。

もともと、車も自転車も走らないこの街はある種非現実的な空間であるのですが、

この一週間は本当になんかのテーマパークのようでした。


それぞれが楽しむ姿は本当に素敵



写真を撮られる人もかなり慣れていて色々とポーズを決めていました。

本当に不思議の国・・・・。




このブログのテキスト・写真の無断転載・転用はご遠慮ください。

おいしい外食続き・・・

カルニヴァーレ直前から幼馴染親子がヴェネツィアを訪問してくださって、

お母様にごちそうになりいつもにはない外食の毎日が続いていました。

私では入れないようなとてもいいお店でもごちそうになって本当に夢のような毎日・・・

ヴェネツィアは一般的に高くてまずいというお店が多いとされていいるのですが、

おいしいお店も探せばあります。


本当に高くておいしいお店

イタリア的値段でおいしい値段のお店(私的には高い)

安くて手軽なお店(立って食べるので旅行で来ている人は毎日連れて行くには気が引ける)


情報なしに入るには冒険が多いので、ネット媒体を使いリサーチしつくして入りたいところですが、

人によって食べ物に対する価値観が全然違うので失敗もあります。

だから、おのずとお店は決まってきてしまいますね。

私がヴェネツィアで入った本当に高くて・・・のお店は

オステリア ダ・フィオーレ

ここは日本の高級店なみのお値段でしたが、全部が本当においしかったです。
ものすごい土砂降りの日で着替えに帰ることもできずにセーターにジーンズといったいでたちでかなりお店で浮いていた気もするのですが・・・・、なんだかおいしいものを食べると本当に人って幸せを感じるんだなぁとしみじみと思いました。
(席についてメニューをみて想像より一品の値段が10euroほど高かったのでびっくりしましたが)

そして、今回はいろんな初めてのお店も体験

ヴェネツィアの名物 くも蟹のサラダも食べられたし、いつも通る道にあるレストランにも入ったし

私も、わくわく観光気分の数日間でした

本当に、Tちゃんママおいしいご飯を沢山ごちそういただきありがとうございました!!!!








このブログのテキスト・写真の無断転載・転用はご遠慮ください。

初ゴンドラ

ヴェネツィアといえばゴンドラですが、私はあまり興味もなく、なんとなくこの季節まで来ました。

興味ないというか若干船酔いとか、転覆が怖いというw

そんな気持ちもあって乗るのを控えていたというのが正しいかも。


さて、初ゴンドラと書いたということは、ヴェネツィア滞在6か月を迎えてやっと乗ったのです。

友人がヴェネツィアに来るということで張り切って乗ったのです!


家から学校に行くまでに三か所ゴンドラ乗り場があるのですが、よくそこで同じゴンドラ屋さんに引っかかっていて

いつかね・・・

いつかね・・・

と言っていたのですが、

ついにそのゴンドラ屋さんに乗せてもらいました。




町中の人が知り合いなのか!?

というくらいいろんな人にしゃべりかけながら歌いながら踊りながら名所を説明してくれるゴンドラ屋さんで(客引きをしているときもやたらいろんな人に声をかけてるイメージだしw)


やたら目立って恥ずかしい反面とても面白い体験ができました。


けど、ゴンドラというのはとても漕ぐのが難しそうだし、プロとしてきちんとした職業なのだなということが乗って初めてわかりました。

狭い運河を足とオールを使ってゴンドラを操る様には本当に感服です。



ちなみに友達はゴンドラに乗っている間に鳥に糞を落とされましたが、これはとてもゴンドリエーレ的に幸運だと彼はしきりに言っていました。

色々とあるんだな。


そして、フェニーチェの搬入口も通るコースでしたが、丁度フェニーチェの船が停泊中。

なんだか興奮です。

これが、運河を走っている姿はまだ見たことがないのだけれども、今度見てみたいな。



ゴンドラ、また乗る機会があるかな。


普段の散歩コースを運河から見るという新鮮な体験と共にとても楽しい時間でした。

出発場所によってコースが微妙に違うようなので、それも楽しみ。





このブログのテキスト・写真の無断転載・転用はご遠慮ください。

2013年2月5日火曜日

Carnevale di Venezia 2013

ヴェネツィアといえばカーニヴァル

ついに始まりました。



ヴェネツィアの街はお祭り最中です。

とはいえ、学校は普通にあるのでとても不思議な感じです。

世界中からこのカーニヴァルを体験しに休みを取ってくる人たちがいる中での

日常・・・・

ふと、自分も休みなのではないかと勘違いしてしまいそうです。

そして、この季節限定のお菓子があります。

揚げがし。

干しブドウだけのフリッターテヴェネツィアーネ(確かこんな名前だった・・・)が基本で、それにザヴァイオーネクリーム入り、カスタード入り、チョコ入りとお店によっていろいろです。

レシピがそれぞれ違うので同じ名前のお菓子でも色々楽しめます。

それからキアッキアーレという板状にあげたパイ生地のおかしもあります(あまり興味がなかったので自分で買って食べていないため写真がありませんw)




街をあげてのカーニヴァルということで学校も今カーニヴァル仕様です。

昨日から学校見学ツアー(有料)が始まり、クラスによっては演奏会も行われています。

今日はオペラ授業中にその見学ツアーの方々が部屋に入ってきて学校の建物見学なはずなのに

やたらと演奏している私たちの写真を撮って去っていきました。

まぁ、その気持ちはわからないでもないのですが、私は今日はピアニストが帰ってしまったため

代わりにピアノを弾いていた(といってもレチタティーヴォのところだけど)ので不本意です(笑)

ヴェネツィアの音楽院レヴェルの低さを私で語られたらどうしよう・・・。

ピアノ科の人はもっとうまいのに(笑)



これから一週間、街は人でいっぱいです。




このブログのテキスト・写真の無断転載・転用はご遠慮ください。

2013年2月2日土曜日

Il barbiere di Siviglia

今日はTeatro FeniceではなくRialto橋の近くにあるTeatro Maribranでoperaを観てきました。
初めてのmaribranはfeniceより一回り小さいような気がしますがその分客席から舞台が近く感じました。

セヴィリアの理髪師はレパートリーではないのですが、オペラの道も素敵だなと初めて感じたのがマリアカラスがリサイタルで歌うUna voce poco fa「今の歌声は」だったのでとても感慨深いものがありました。
しかも、アリア一曲でオペラに興味を持ち、学校の音楽室にあったメトロポリタン劇場のセヴィリアの理髪師を借りて観て感激したのもついこの前のように感じます。
今日の演出がとてもよく、友人たちと離れて座っていましたが、知らないイタリア人と一緒に声をあげて笑ってました。

オペラをあまり見他ことがない方にもオススメの演目です。
幸せいっぱい。

そういえば、先ほど久しぶりにアックアアルタ警報が鳴りました。

ちょっとびっくり。


では・・・。