2012年11月29日木曜日

Tristan und Isolde

フェニーチェ歌劇場二作目はトリスタンとイゾルデを観劇してきました。

学生席は毎回あまり席なので指定ではありません。
前回は一番上の5階の天井桟敷でしたが今回は一階一番前!前というか脇!
もっとギリギリか遅れてくるともっといい席に入れるような感じがしましたが、この席はオケも指揮も歌い手もかなり近くで見られるしとってもお気に入りです!
さて、ワーグナーのオペラは長いし歌の切れ目がないし、ドイツ語だし重いので、イタリア物のオペラに比べると私はくるまでとても敬遠しがちですが開幕してみれば美しく、甘美でダイナミックな音楽で劇場に来て良かった!と思わせてくれます。
ドイツ語でしかも字幕はほとんど見られずちんぷんかんぷんですが分かるんです。これはオペラの力ですね。
休憩込み5時間の長丁場でしたが、そんなことを感じさせないとても素敵な時間を過ごすことができました。
ワーグナーだけでなくその音楽を生き生きと表現したマエストロと歌い手、スタッフの力も大きいですね。トリスタン・・・惚れちゃうね。
と、そんな気分の一夜でした。

ま、夢を見たのも束の間で外に出たらアックアアルタ、劇場前から家までの道がほとんど水没してましたw

今日はアックアアルタのため長靴を履いてきていたのですが、そんなにひどくないと思い短い方の長靴だったので(午前のアックアアルタがひどくなかったんですもの)、かなり歩くのに時間を要しました。
長いのでくれば良かった。。。。
でも観光客のみなさんはもっと大変そうでした。靴を脱いだり、普通の靴のままばしゃばしゃ歩いてったり。


この思い出、プライスレスですね(笑)

では・・・。



Asako Watanabe  渡邉麻子

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