今日はヴェネツィアは祝日
サンタマリアデッラサルーテ教会(通称サルーテ)にお参りする日なのです。
1630年10月22日にこの教会の設立が宣言され1681年11月21日に完成
ペストが蔓延していたヴェネツィア共和国、病気の終焉への祈りと感謝が聖母マリアにささげられたとか。
とにかく、今日は学校もお休み
私はこの教会と同じ地区に住んでいるので、朝から家の前を大勢のヴェネツィアの人たちが通って行きました。
私もせっかくだから詣でに参加しようと思ったのですが、混んでいる時間はいやだったので
イタリア人のランチ時間に行こうと1時過ぎに出発
それでも結構の人で道はあふれていましたけど・・・
今日は本来ない大運河にも橋がかかりサルーテ教会に詣でやすいようになっています。
いつもと違った場所に橋が架かっているわけですから違った景色が見られます。
そんなこんなしながらサルーテ教会
なんと!サルーテ教会の前はろうそく屋さんがいっぱい!
みんなろうそくをものすごい数買っていきます。
とりあえず、私もろうそく奉納しようと一本購入
一番お安いろうそく2euroなり。
普段のろうそくよりお高いですね。
でもいいのです。今日は特別な日。
とりあえず、サルーテ教会だから健康祈願(超日本人的思考回路)
中に入るとちょうどミサが始まったところでした。
驚いたことに、教会にあるような長椅子はなくみんな立ちミサです。
というか、ミサを受けたい人は勝手に受けて、あとはろうそく奉納したり、ただただ入ってお祈りして帰る人がいたり結構なお祭りムードな聖堂内でした。
それでも先唱の人の歌声や教会の雰囲気にものすごく圧倒されるものがあって、入ってすぐの私は感動してしばし動きが鈍かったです。
さてさて、少し悩んだのですが私はとりあえずイタリア語のミサは去年受けただけで何を言えばいいのかわからないので、
全部日本語で対応(笑)
祈る気持ちは一緒だからいいのです!と言い聞かせ主の祈りも日本語で♪(とはいっても、せっかくイタリアにいるのでこの二年の間にイタリア語でミサが受けられるようにどうにかしたいとは思っています)
ミサを受けその後ろうそくを奉納です。
さすがにものすごい量のろうそく奉納なのでろうそく係の若者たちが信徒からろうそくを受け取り
火をつけて立ててくれます。しかも、しばし立てるとどんどん消して次の人のろうそくと交換!
とっても大変そうでしたが、若干楽しそうでもありました。やっぱりお祭りだからかな。
手がロウまみれで痛そうだったけど。。。
教会を出ていきに来た道とは少しずれて歩いてみようと思ったらなんと
あ、本当にお祭りなんだなぁ~という光景に遭遇
そう、出店です。
風船に、シチリアの揚げパン、リンゴ飴に綿菓子、キャラメリゼしたナッツ類!
お祭りだわ~と一人感心しながら歩いていました。
それにしてもすごい人。
一通りみて一度帰宅。
この後また友人とふらふらとこちらに散歩に夕方来たのですが、夕方はもうまったく自由がきかないほどの人出でした。
小さな橋は一方通行だけになっていたり、肝心の教会はものすごい人で入れるもんじゃないし。
とりあえず一周して臨時サルーテ橋を渡りサンマルコ地区をふらふらとして帰りました。
なんだか、いつもは観光客が主役の街というイメージのヴェネツィアですが、今日はちょっと市民が主役よりで楽しかったです(私はどっちでもないけど)
さて、ポンと週の半ばにお休みが入りましたが明日は普通に学校があります(なんだか気分は週末)
私の先生は本番が入ったということで昨日からオーストリア、だから明日からの三回分レッスンはコレペの先生とです。
毎回レッスンにはコレペの先生がついているのですが、私の歌の先生もコレペなので(今回も伴走者としてオーストリアに行ってます)私はほとんど弾いていただいたことがありません
ちょっとドキドキ(?)のレッスンです。
何を持っていこうか・・・。
あ、そうだ。
教会の近くのホテルにはセキュリティーのごっついおじさんが二人立っていました。
誰が泊まっているのだろうか気になる・・・。
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