岩波ホールで上演中のイタリア映画でその上演時間は6時間39分に及びます。
このチラシをイタリア文化会館で見たときは、
本当に誰がこんなえらく長い映画を見に行くんだろうか。
というか、そもそもこれは興業として成り立つのか?
と不思議に思ったものです。
が、しかし忘れた頃に
ジョルダーニ家の人々観に行こうと友人に誘われ、
あぁ、六時間映画かぁ・・・
と思いつつも、話のタネになるしと座席を予約し観に行ってきました。
実際観に行くまで自分はこの映画としては高いチケット代(前売り2800円・当日3000円)を満足できたといえるのだろうかと本当に気が重かったですw
で、行ってみると
初めての岩波ホールは小さいながらも
なんと満席。
えーーー。満席!?
びっくりです。
しかも、こんなマニアックなイタリア映画(というより国営放送Raiで放送したスペシャルドラマを連続上映してるっぽい)誰が!?
と思ったら普通の映画館ではあまりお会いしないような、熟年ご夫婦やお友達のお弁当持参でいらっしゃる母世代ちょっと上の方々がメインでした。
こんな長期戦の映画なのに!!
話の軸はジョルダーニ家の人々が三男がなくなってから変わっていく家族関係等々で懸命に生きていくお話で、それにジョルダーニ家の周りの人々がかかわってきます。
というか、私はもう結構最初からドキドキしっぱなしで号泣して、笑って忙しかったです。
普通の二時間映画でもたまにきついのに本当に途中休憩を3回入れて13:40~21:30までいい時間が過ごせました。
これは本当に一日を費やすので観に行くのは至難の業ですがお勧めです。
9/14までの一日一回上映です。
ジョルダーニ家の人々 http://giordanike-movie.com/
それにしても、劇場で携帯の電源は落としてほしい・・・。せめてマナーモード。なりすぎ。
どうして、どうして・・・どうして自分は鳴らないと思うんだろう。
あれだけ上映前にアナウンスしているのに。
本当にこれは映画館でも、舞台でも残念・・・。
いいところでなるし。
私ぷんぷんですよ。
まぁ、それ以上にとってもいい映画だったのでいいのです。
さて、今日はこれから久しぶりの浦和です。
このブログのテキスト・写真の無断転載・転用はご遠慮ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿